イベントプロモーションとは?メリットとデメリット
イベントプロモーションとは、イベントを開催して自社商品やサービスのプロモーションを行い、認知度向上や販売促進を図ることです。
イベントプロモーションのメリットは、イベントに参加した消費者やユーザーに対して、直接アプローチができることです。
イベントには、比較的興味関心が高い消費者が多く参加しやすく、その場でリアクションを得やすいという利点もあります。
反対にイベントプロモーションのデメリットは、イベント開催に伴うコストが高いことです。
会場費やイベントに集客するための広告費など、多額の予算を練る必要があるでしょう。
特に予想以上に集客ができなかった場合、追加で集客の広告費をかけなくてはならないことや最終的な費用対効果が悪いケースが考えられます。
最近では、オンラインイベントが増えているので、会場を押さえてオフラインでイベントをするのか、オンライン上で、場所を問わず参加しやすいイベントとして開催するのかなども考慮して企画する必要があります。
イベントプロモーションの種類と方法
イベントプロモーションにはいくつかの種類や方法があります。
例えば、「展示会」「セミナー・講演会」「記者会見・新製品やサービスの発表」「記念イベント」「スポーツや音楽などのイベント」等が挙げられます。
例えば「展示会」は、テーマに応じた複数の企業が同イベントに参加し、自社商品やサービスの販売促進や認知拡大を行います。
展示会の規模や参加企業によっては、参加者数が大きく異なるなど自社ではコントロールしづらいことがデメリットとして挙げられるでしょうか。
さらに、同イベントに同じ業界や業種の企業が複数社参加するため、効果の高いイベントプロモーションを行わなければ十分な結果が得られない可能性があります。
次に「セミナー・講演会」では、自社の社員や社外の著名人などがテーマに沿ったトークイベントを行います。
一方的にトークを行うだけではなく、複数の登壇者によって行われるトークディスカッションや参加者と交流しながら進める方法など様々です。
社外の著名人を招いたセミナー・講演会の場合は、自社を認知していなかった、興味がなかった消費者が参加する可能性も高いです。
しかし、知名度の高い著名人の場合はそれなりの講演料が必要になりますので、費用対効果を設定したうえで誰を招くべきかを決めましょう。
続いて「記者会見・新製品やサービスの発表」は、一般的な消費者やユーザーは参加せず、マスコミや自社が招いた顧客が参加するイベントです。
マスコミに取り上げてもらうことができれば、テレビや新聞などのマスメディアに報道され、認知獲得に効果的です。
しかし、マスコミに取り上げてもらう際の内容には注意しなければなりません。報道によっては、マイナスイメージが強く影響するリスクもありますので、どのようなマスコミや顧客を招待するか、十分検討するようにしましょう。
次に「記念イベント」は、一般的には自社の社員が参加し、社員のモチベーションの向上に大きな影響を与えます。
さらに、プロモーションを行うことで消費者からの信用度や市場での認知拡大にも効果的です。
何周年などの大きな区切りで実施されることが多いため、イベントプロモーションを強化したいからといって、頻繁に記念イベントを開催することは控えましょう。
最後にご紹介するのは「スポーツや音楽などのイベント」です。
スポーツや音楽に限らず、食べ物・eスポーツなどをテーマにしたイベントでは、そのテーマに高い興味関心を持つ消費者やユーザーが参加しやすいことがメリットとして挙げられます。
イベントスタッフの手配だけではなく、会場選びや提供するものなど多岐にわたるため、準備期間を長めに取りましょう。
イベントプロモーションにかかる費用目安
費用の目安は、どのような種類のイベントプロモーションを行うのかによって異なります。
例えば、展示会にブースを出展する場合は「100〜150万円」、セミナー・講演会を行う場合は「50〜100万円」、記者会見・新製品やサービスの発表を行う場合は「200〜300万円」の費用がかかると言われています。
また、イベントプロモーションを行う際の注意点として、予算に応じた費用対効果を意識しなければなりません。
高い費用をかけてイベントプロモーションを行う場合は、それなりの規模で集客しなければ費用対効果が悪くなってしまいます。
従って、イベントプロモーションを検討する際には、どのくらいの費用が必要で、達成したい費用対効果の目標は何か、またそれを実現するにはどのくらいの集客が必要であるのかを考える必要があります。
イベントプロモーションの成功事例|K-POP・アイドルイベント
続いて、イベントプロモーションの成功事例をご紹介します。
今回ご紹介するのは「K-POP・アイドルイベント」です。
K-POP・アイドルイベントは、日本国内の各地で音楽イベントやサイン会、握手会などを行っており、TwitterやInstagramなどのSNSを活用したプロモーションを通して数々のイベントプロモーションを成功に導いています。
K-POP・アイドルの公式・個人アカウントから告知を行い、熱狂的なファンから拡散が広がっていきます。
イベントの開催に合わせて、SNSの拡散力を活用することで社会的にも大きな影響を与えます。
イベントプロモーションの成功事例|面白いイベント
次は、イベントプロモーションの成功事例から面白いイベントをご紹介します。
株式会社TBSラジオの「TBSラジオ 70周年 ~#何かがはじまる感謝祭~」です。
TBSラジオでは、70周年を記念して1ヶ月オンラインフェスを開催しました。
1ヶ月間開催されるという期間の話題性だけではなく、特設サイトを制作し、伝説的なドラマやオリジナルのお笑いなどを企画して、参加者がワクワクするイベントを実施しました。
このイベントに合わせたwebサイトも特徴的で、ビルの中を移動しながら様々なオリジナルコンテンツを楽しめるデザインとなっていました。
株式会社TBSラジオ「TBSラジオ 70周年 ~#何かがはじまる感謝祭~」の事例はこちら>>
イベントプロモーションの企画アイデア・集客のコツ
イベントプロモーションの企画アイデアのポイントと集客のコツをご紹介します。
まず、イベントプロモーションの企画アイデアのポイントとしては「参加者やメディアの興味を惹くようなSNS映え」を意識することです。
SNSは、強い拡散力を期待でき、イベント開催前から開催後まで影響力があります。
そのため、SNS映えを意識したイベントを企画し、参加者やメディアが興味を持つプロモーションを仕掛けることが重要です。
続いて、イベントプロモーションの集客のコツは「ターゲット層を決める」ことです。
ターゲットによって、興味を持つイベントやプロモーションを行うべき媒体も異なります。
企画段階でターゲット層を決めたうえで、そのターゲットが興味を持つ集客施策に取り組みましょう。
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イベントプロモーションなら支援実績多数のBirdmanにぜひご相談ください。
Birdmanでは、前述したクライアント様の事例の他にも多数のイベントプロモーションを行なった実績があります。クライアント様のサポートのみならず、自社でもKPOPイベントの主催などを行なっています。
2023年には、韓国の夏を代表する⼤型⾳楽フェス「WATERBOMB」の⽇本版 「WATERBOMB JAPAN 2023」のイベントを開催します。プレイベントとして、2023年5月31日(水)に東京タワー麓の当節会場で「WATERBOMBびしょ濡れ記者会見」が開催され、応援サポーターとして、フワちゃん、四千頭身、ナビゲーターとしてアンエンユリが登場して、全身びしょ濡れになりながらも会場を盛り上げていただきました。
上記のように、自社でのイベントプロモーションの事例などもございますので、ぜひ一度ご相談ください。
Birdmanのプロジェクト事例やクリエイターインタビューなど、紹介します。