ブランディングを意識したCMや動画の効果を成功例とともに紹介

ブランディングを意識したCM(コマーシャル)や動画とは?どんな効果が期待できる?

ブランディングを意識したCM(コマーシャル)とは、企業や商品・サービスのブランド価値を向上させることを目的としたCMや動画のことです。

企業や商品・サービスのブランド価値が向上することで、マーケット内の価格競争からの脱却ができたり、企業で働く従業員の人材確保の面でも効果的です。

ブランド価値を向上させるためには、CM以外にもWebサイトや企業ロゴのデザインアップデートやSNSを活用したブランディングがあります。

ブランディングにCMや動画を活用することで、企業にとって多くのユーザー・消費者から認知度や知名度を得ることができ、信頼感や安心感を与える効果を期待できます。

また、テレビでCMを放映するルールとして同じ番組内で競合企業のCMを放映することは原則禁止とされています。そのため、差別化を図ることができます。

さらに、ユーザーや消費者のようなアウターブランディングの効果が発揮されるだけではありません。

自社の従業員に対するインナーブランディングの効果も発揮されます。

ブランドイメージを上げる!印象に残るCM制作や動画制作のポイント

ブランドイメージを上げ、印象に残るCMや動画にするために気を付けるポイントを3つ解説します。

1つ目の印象に残るCMにするために気を付けるポイントは「目的を明確にする」です。

目的を明確にするとは、何のためにブランドイメージを上げ、印象に残るCMにするのかという軸を決めておくということです。

認知度を高めたいのか、市場での存在感を強くしたいのか、ユーザーや消費者の購買意欲を促進するのかなどでコンセプトが大きく変わってきます。

そのため、目的を明確にしておくことはポイントになります。

2つ目の印象に残るCMにするために気を付けるポイントは「ターゲットを限定する」です。

ターゲットを限定するとは、どの層に対して最もアプローチを強めたいのか決めておくということです。

仕事をしているビジネスパーソンをターゲットにしたいのであれば、日中に流れるCMを作っても効果は薄いでしょう。

また、子供向けのサービスや商品に関するCMを作るのであれば、難しい言葉やメッセージを訴求しても伝わりません。

このように誰をターゲットにするのかでブランディングのCMの方向性を決めるのに役立ちます。

3つ目の印象に残るCMにするために気を付けるポイントは「伝えるメッセージは1つのみ」です。

1つのCMに対して、2つや3つ以上の伝えたいメッセージを盛り込んではいけません。特にCM施策やクリエイティブ製作の経験が少ない方が陥りがちなポイントなので注意が必要です。

「せっかくだから、たくさんメッセージを盛り込みたい」といった気持ちも湧いてくるかと思いますが、受け手にしてみるとメッセージが複数存在することで、どのメッセージも印象が薄くなってしまいます。

そのため、伝えるメッセージは1つに絞り、1つのメッセージをより印象に残りやすいように強く訴求していきましょう。

ブランディングを意識したCMや動画の成功例を紹介!ストーリー性やメッセージ性が印象的

ストーリー性やメッセージ性が印象的なブランディングを意識したCMや動画の成功例を5つ紹介します。

1つ目のブランディングCMの成功例は、株式会社SMbrandと株式会社サムライパートナーズがコラボ製作した、手越祐也さんが出演するアパレルブランド「Rady」初のTVCMです。

こちらのブランディングCMは『「Rady」の服を纏ったプライベートの手越さんと2人だけの空間、意を決した手越さんが視聴者にささやきかける』というストーリー性が込められています。

CM製作が決定してからわずか1ヶ月間で完成に至り、初回のCMがオンエアされてからはTwitterのトレンド入りを果たすなど大きな話題になりました。

RadyのTVCMの事例はこちらから>>

2つ目のブランディングCMの成功例は、TBCグループ株式会社の「エステティックTBC」ブランド広告です。

こちらのブランディングCMは女性タレントのローラさんを起用しており、TVCMが全国でオンエアされました。

TBCグループ株式会社の「エステティックTBC」では、ただ毛をなくしているだけの脱毛ではなく、美しくなった自分を見てポジティブになり、多幸感を得られるメッセージを訴求しています。

TBCグループ株式会社の「終わりのある脱毛」を表現するために「ゴールがあるから美しい。」というキーメッセージを定義し、多くの女性顧客から共感を得ることに成功しました。

エステティックTBCのTVCM事例はこちらから>>

3つ目のブランディングCMの成功例は、サントリー株式会社の「HONEY MOMENT WebCM」です。

HONEY MOMENTとは、サントリー株式会社から発売されたウイスキーベースのリキュール「トリスハニー」のプロモーションサイトを指します。

こちらのプロモーションサイト内で公開されたWebCMには、イメージキャラクターの吉高由里子さんが出演し、SNS上やクライアントから高い評価を得たブランディングCMとして成功しました。

このプロモーションサイト内で公開されたWebCMには、様々な仕掛けが隠されていました。

動画上のマウスをクリックすればSNSでシェアできる状態になり、動画の続きを見れるような仕組みや隠しコマンドが設定されており、キーボードである操作を行うことで動画が逆再生される遊び心を持ち合わせたWebCMです。

SUNTORY「トリスハニー」のWebCMの事例はこちら>>

4つ目のブランディングCMの成功例は、こくみん共済 coopの「こくみん共済 coop の街 TVCM」です。

こくみん共済 coopのメイン商品であるこくみん共済に関するCMを2種類制作しました。

聞いたことがあるけれど詳しくは知らないという層に認知してもらうために、ストーリー性のある情緒的に訴求した親近感を得られるCMが完成しました。

訴求内容をスムーズに理解できるようにわかりやすい構成やフルCGを活用しながらも実際に人が暮らしている温かい街をイメージした作品になっています。

こくみん共済 coopのTVCMの事例はこちら>>

最後に、5つ目のブランディングCMの成功例は海外の事例です。今回は、P&Gの「Always」というブランドCMをご紹介します。

こちらのブランディングCMでは「A girl’s confidence plummets during puberty. (女の子は思春期を通して急激に自信を失くしてしまう」ことを変えたいというメッセージが込められています。

このようにブランディングCMは、ストーリー性があるCMとメッセージ性が強いCMの大きく2つに分けられます。

普段からブランディングCMを見る際には、ストーリー性があるのか、強いメッセージが込められているのかを意識しながら見てみると勉強になるかもしれません。

ブランディングCMを制作したくなったらどうすればいい?

ブランディングを意識したCMや動画を制作したくなった場合、広告代理店や動画やCM製作の専門会社に相談しましょう。

本記事を執筆している株式会社Birdmanにも無料でご相談が可能です。

Birdmanでは、TBCグループ株式会社のローラさんを起用した「エステティックTBC」のTVCMや三井ダイレクト損保の「強くてやさしいクルマの保険」という少し長いサービス名を思い切って、「つよやさ」と略称してシンボルロゴを提案したTVCM制作も担当しています。

日本国内だけではなく、Cannes Lions、One Show、CLIO Awardsといった国内外400件以上の広告、デザインアワードの受賞実績を誇る企業です。

ブランディングCMを制作したくなった場合は、ぜひBirdmanに無料でご相談ください。

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