プロモーション戦略で成功した事例の共通点は?
プロモーション戦略で成功した事例の共通点は「顧客視点を持っている」ことです。
自社の商品やサービスの良さばかりのプロモーションを行っても興味を持ってもらえません。
話題性や社会課題の解決などの市場ニーズがあるからこそ、プロモーション戦略を成功に導くことができます。
日本マクドナルド株式会社が行った「食べて投票! あなたが選ぶレギュラー争奪オーディション」では、顧客に面白さを体験してもらえるプロモーション戦略であったことや株式会社ポーラの「売上の一部を女性支援団体へ寄付する」ことで世間の共感を得ました。
このようにプロモーション戦略が成功するには、顧客が体験や共感を得られるよう顧客視点を持っていることが重要です。
プロモーションに効果的な手法とは
プロモーションに効果的な手法を3つご紹介します。
1つ目のプロモーションに効果的な手法は「広告宣伝」です。
広告宣伝とは、テレビや新聞、ラジオなどのマスメディアを活用した広告や看板等を活用した屋外広告、駅や車両内の交通広告などを指します。
多くのユーザーにリーチできるため、認知を獲得するには最も効果的な手法になります。
しかし、多くのユーザーにリーチができる分、コストが大きくかかることはデメリットです。
BtoCの商品やサービスであれば、広告宣伝は必要不可欠ですので、費用対効果と照らし合わせながら検討しましょう。
2つ目のプロモーションに効果的な手法は「ダイレクトアプローチ」です。
ダイレクトアプローチとは、チラシやパンフレット、インターネット広告などを用いて顧客やユーザーに直接アプローチすることを指します。
個人に対して直接的なアプローチを行うため、認知拡大よりも購買促進に繋がりやすいことが特徴です。
ターゲットも新規顧客よりも一定以上の認知をされている既存顧客へのアプローチの方が成果が出やすいでしょう。
3つ目のプロモーションに効果的な手法は「SNS」です。
SNSを活用したプロモーションは、近年注目度の高いプロモーション施策の一つでしょう。
SNSを活用することで、プロモーションの幅が広がるため効果的です。
SNSの特徴として拡散力が高いことが挙げられますが、反対にマイナス面での拡散力は通常の拡散よりも非常に大きな力を持っていますので注意しましょう。
業種別の面白いプロモーション戦略の具体例を紹介
業種別の面白いプロモーション戦略を具体例を3つご紹介します。
保険業界の面白いプロモーション戦略事例
保険業界の面白いプロモーション戦略事例は、日本生命保険相互会社の「みんなの手紙プロジェクト」です。
日本生命保険相互会社の「みんなの手紙プロジェクト」では、普段は言いそびれてしまう大切な人への感謝や愛情を手紙で届けるために発足したプロジェクトです。
このプロジェクトでは、普段は手紙を書く機会がない人や忙しい人のために手軽に気持ちを届けられるWebコンテンツを制作しました。
作成した手紙は実際に大切な人に送る以外にもSNSに投稿したり、素敵な作品を表彰するアワードを開催し、素敵な作品をTVCMで紹介しました。
日本生命保険相互会社の「みんなの手紙プロジェクト」のプロモーション事例はこちら>>
インターネット広告業界の面白いプロモーション戦略事例
インターネット広告業界の面白いプロモーション戦略事例は、株式会社AbemaTVの「ABEMA『17.3 about a sex』」です。
株式会社AbemaTVの「ABEMA『17.3 about a sex』」とは、ABEMAのオリジナルドラマで生理や避妊、体型の悩みやセクシュアリティなど、リアルで繊細な女子の本音を語り尽くす女子高生のリアルな心情を描いた青春恋愛物語を配信しました。
学校では教えてくれない「性」にまつわるリアルな問題を題材にして、エンタメだけではなく、社会問題として世間に受け止めてもらえるようにプロモーションを行いました。
プロモーション施策では、学校で特別な性教育授業に取り組み、コンドームや性教育白書を制作し配布しました。
株式会社AbemaTVの「ABEMA『17.3 about a sex』」のプロモーション事例はこちら>>
化粧品業界の面白いプロモーション戦略事例
化粧品業界の面白いプロモーション戦略事例は、株式会社ミルボンの「LOVE YOUR GIRLS POWER」です。
株式会社ミルボンの「LOVE YOUR GIRLS POWER」では、「いまの時代を生きる女性たちの多様な生き方をよりエンパワーメントする」というブランドメッセージを届けるために、普通の広告ではないいまらしい多様性を感じられる女性の生き方を応援するプロモーション戦略を実施しました。
いまらしい女性の生き方を体現する女性タレントや一般公募から選抜された10名の女性をキャスティングし、女性の生き方を応援するコミュニケーション施策に取り組みました。
そして、インタビューした彼女たちの生き方や想いを美容室で配布しているマガジンや特設Webサイト、屋外広告、SNSなどで発信しました。
株式会社ミルボンの「LOVE YOUR GIRLS POWER」のプロモーション事例はこちら>>
2023年のプロモーション戦略のトレンドはOO!
続いて、2023年のプロモーション戦略のトレンドを3つご紹介します。
1つ目の2023年のプロモーション戦略のトレンドは「コーポレートプロモーション」です。
コーポレートプロモーションとは、SDGsや企業の存在理由などの商品やサービスだけではなく、企業の取り組み自体をプロモーションする手法です。
Z世代と呼ばれる15~24歳の若者は、社会的課題解決への興味が高く、世界的にもSDGsやサステナブルというキーワードはトレンドになっています。
2つ目の2023年のプロモーション戦略のトレンドは「toC向けメディア」です。
従来はマスメディアと呼ばれるテレビやラジオ、新聞などのメディアでプロモーションに取り組むことが多かったですが、これからは個人の趣味嗜好に目を向けた個人メディアへの注力が期待されています。
SNSプラットフォームやECサイトでは実用されている視聴履歴や購入履歴から予測されたレコメンド機能などはこれからも精度が高まってくるのではないでしょうか。
3つ目の2023年のプロモーション戦略のトレンドは「動画プロモーション」です。
昨今、YouTubeをはじめとした動画コンテンツは人気が高まっていますが、2023年も需要が高まっています。
動画は静止画と比較して多くの情報量を取り入れることができるため、顧客やユーザーの印象に残りやすいためプロモーションに適しています。
さらに、WebサイトやSNSプラットフォームと組み合わせることで、他者との差別化や多くの認知を獲得できるため今後も動画プロモーションを行う企業は増えてくるでしょう。
プロモーションを成功させたいならBirdman社にお任せください
プロモーションを成功につなげるなら、ぜひ本記事を執筆している株式会社Birdman(バードマン)にお任せください。
Birdmanでは、Cannes Lions、One Show、CLIO Awardsを始め国内外400件以上の広告、デザインアワードの受賞実績があります。
プロモーションを成功させるためには、各領域での豊富な実績を持っている企業のサポートの有無が大きなポイントの一つになります。プロモーションに関する悩みや課題がありましたら、ぜひ無料でお問合せください。
Birdmanのプロジェクト事例やクリエイターインタビューなど、紹介します。