プロモーションの目的と効果は？広告との違いも合わせて解説！
プロモーションとは、企業が自社の商品やサービスをターゲットとなる消費者に対して認知・理解・評価してもらい、最終的には購入につなげるための活動を指します。
その目的は、新製品の知名度アップや商品やブランドイメージの向上、またユーザーの購買意欲を高めることです。
そして、最終的には、企業の売上や利益率の向上、市場シェアの拡大を実現することができます。
中には、広告とプロモーションは同じであると思っている方もいらっしゃいますが、実は両者には違いがあります。
広告とは、プロモーション活動の手法の一つであり、一方的に商品やサービスを紹介・宣伝することに対して、プロモーションは、顧客やユーザーとの双方向のコミュニケーションを指します。プロモーションは広告以外にも、直接的な販売促進活動やPR（パブリック・リレーションズ）を含むため、より広範な活動を意味しています。
プロモーションの種類にはどのようなものがある？
プロモーションには、その目的や手法により様々な種類が存在しますが代表的なものを4つご紹介します。
広告
広告とは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなどを通じて、一方的に商品やサービスの情報を伝える活動です。
認知度・イメージ向上などを狙う場合に効果的な手法になります。
販売促進
クーポン、ポイントカード、サンプル配布、デモンストレーションなど、消費者の購入行動に直接アプローチを行う手法で、直接的な売上向上や認知拡大、リピーターの獲得などに効果的です。
PR（パブリック・リレーションズ）
ニュースリリース、イベント、スポンサーシップなどを通じて、自社のステークホルダーと良い関係を築ける活動です。
企業の信頼性向上やブランドの価値向上に繋がるという効果があります。
セールスプロモーション
特典やサンプリング、値引きなどを通じて、消費者の購買意欲を直接的に刺激させる活動です。
セールスプロモーションでは購入を最終的な目的としているため、顧客に対して直接訴えかけることで短期的な売上獲得が実現できます。
プロモーションの主な手法とは？費用相場やメリット・デメリットを解説
近年、特に注目されているプロモーションの手法として、SNSプロモーションと動画プロモーションがあります。
それぞれの概要と特徴、メリット・デメリット、および平均的な費用について解説します。
SNSプロモーション
SNSプロモーションとは、FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアを使用して製品やサービスを宣伝する手法です。
SNSプロモーションのメリット
- ターゲットとするユーザーを特定しやすい
- 低予算でも簡単に始められる
- 拡散力を活用して多くの人々にリーチできる
SNSプロモーションのデメリット
- 投稿の頻度・タイミングが重要
- 管理の手間や運用コストがかかる
- 炎上する可能性もある
SNSプロモーションの費用（投稿内容の制作や広告費にもよる）
- 数十万円〜数百万円程度
動画プロモーション
動画プロモーションとは、ビジュアルとサウンドなどの動画コンテンツを用いた手法です。
YouTubeや自社ウェブサイト、さらにはテレビなどの幅広い媒体で動画コンテンツを活用できます。
動画プロモーションのメリット
- 視覚と聴覚の情報を同時に伝えられるため、短時間でメッセージ性の強い訴求が可能
動画プロモーションのデメリット
- 動画制作に時間とコストがかかる
- コンテンツ制作に専門的な知識や技術が求められる（外部の企業や個人に依頼するケースが多い）
動画プロモーションの費用（内容や規模にもよる）
- 数十万円～数百万円、大規模なものは数千万円
まずはここから！プロモーション動画の種類や工程を理解しよう
プロモーション動画はその目的や形態により様々ですが、代表的なものとしては「商品の宣伝動画広告」「テレビCM」「会社PR動画」が挙げられます。
例えば、商品の宣伝動画広告では、商品の特徴や機能をデモンストレーションなどで具体的に表現することができます。
そのため、商品の使い方や強みを理解してもらいやすく、実際の使用イメージを伝えることが出来ます。
次に、テレビCMでは、広範囲の視聴者に届けることができるのが強みです。
一般的には15秒から60秒の間に収まるように作られていますので、短時間で強い印象を与えられます。
最後に、会社PR動画では、企業や従業員の魅力を強調して伝えることができます。
企業のブランドイメージに直結するため、企業文化を求職者や取引先にアピールしやすいです。
また、プロモーション動画制作にあたって、目的を明確にすることが最も重要であり、目的に応じて、適切な配信媒体を選ぶことが大切です。
例えば、新製品・サービスの知名度を上げたいのか、既存製品の売上を伸ばしたいのか、ブランドの価値を高めたいのか、など具体的なゴールを設定しましょう。
そして、その目的により、どのプラットフォームで動画を公開するかを選びます。自社ウェブサイトでの公開、YouTube、SNS、テレビなど、それぞれの媒体の特徴を把握し、最も適しているものを見つけることが大事です。
最後に、プロモーション動画制作の大まかな流れですが「企画・構成」「撮影」「編集（MA含む）」で行われます。
この流れを把握しておくことで、初めて動画制作に挑戦する方でもスムーズに進めることができます。
プロモーション動画製作にかかる費用は？ 種類別で具体的に解説します
プロモーション動画製作にかかる費用は、動画の目的や長さ、品質、そして使われる媒体によって大きく変動します。
種類別費用
こちらはプロモーション動画をどこの媒体で使用するかで費用が異なります。
| 種類別費用 | |
| テレビCMのプロモーション動画 （企画・プランニング費、撮影費など） | 300万～3,000万程度 ※出演タレント費等除く |
| 自社のウェブサイトやYoutubeなどのプロモーション動画 | 50万～3,000万程度 ※出演タレント費等除く |
もちろん、動画の長さによっても費用は変動するため、15秒の短編の広告動画は、30秒や60秒のものに比べて費用は低く抑えられます。
工程別費用
プロモーション動画の工程は、大きく分けて「企画・構成」「撮影」「編集（MA含む）」の3つの工程に分けられ、以下のように費用も異なります。
| 工程別費用 | |
| 企画・構成 | 50万円〜300万円 |
| 撮影 | 300万円〜1,000万円 |
| 編集（MA含む） | 50万円〜300万円 |
最後に注意すべきポイントですが、人件費には気をつけなくてなりません。
人件費はスタッフの人数、また、映像・動画撮影、音声編集担当などの専門のスタッフが必要になる関係で金額が大きく異なる可能性があります。
さらに、実写にするのか、アニメーションにするのかによっても、スタッフの人数調整に変更が生じる場合があるため、事前に決めておきましょう。
できるだけ費用を抑えたい！プロモーション動画制作の費用を抑えるコツが知りたい
できるだけ費用を抑えたいと考えている方は多いでしょう。
そこで、プロモーション動画制作の費用を抑えるコツを2つご紹介します。
一つ目は「予算を明確にする」ことで、その予算に合わせて制作会社に依頼することができます。
二つ目は「動画の長さを短くする」ことです。動画制作は動画の尺が長いほど素材や撮影時間が伸びて金額が高額になってしまうため、目的に応じて適切な長さの動画を依頼しましょう。
プロモーション動画制作会社 選び方のコツは？
良質なプロモーション動画を制作するためには、信頼できる制作会社を選ぶことが重要です。
そこで、選び方のコツを3つご紹介します。
豊富な実績
プロモーション動画制作会社がこれまでどのような動画制作を行っているのか、自社が求めている領域で動画を制作した実績を持っているのかなどを確認しましょう。
動画を制作した実績が多いだけでは十分ではありません。
自社が依頼したいジャンルや内容に対する実績があるのかはとても重要な要素です。
担当者とのコミュニケーション
担当者とのコミュニケーションは、プロモーション動画制作をスムーズに進めるうえでは欠かせません。
担当者が自社が求めている動画を理解しているのか、自社からの依頼に対して専門的な知識や経験を活かした新たな企画を提案してもらえるのかを確認しましょう。
予算に適した明確な価格設定
予算内で良質な動画を提供してもらうような費用対効果が高い会社を選びましょう。
また、ここで注意すべきポイントは「価格が明確であるか」という点です。
後から予算がオーバーしてしまったり、想定していない料金が発生してしまう可能性があります。
あらかじめ明確な料金を明示してもらえる、予算内で自社が求める動画を制作できることが重要です。
以上のように、プロモーション動画の制作費用は種類、長さ、制作工程、そして様々な追加要素によって大きく変動します。
しかし、緻密な計画を立て、ターゲットに合わせた内容と明確なメッセージがあれば、予算内で高品質な動画を制作し、費用対効果を最大化することは可能だということが分かるでしょう。
プロモーション動画制作 まずは相談したい！オススメの会社は？
先ほどもご説明した通り、プロモーション動画制作は種類や規模、工程によっても費用が大きく異なり、何から始めればいいのか分からないという方もいらっしゃるかと思います。プロが集まる実績のある会社にお願いしたいときは、本記事を執筆している株式会社Birdmanに相談してみませんか？
Birdmanは、好評につきシリーズ化となった三井ダイレクト損害保険株式会社の「強くてやさしいクルマの保険（つよやさ）」のテレビCMや、TBSグループのロゴのモーションデザイン＆CG/アニメーション制作のような、10秒程度の短いプロモーション動画まで手掛けています。
さらに、パルシステム生活協同組合連合会様に向け、アーティスト花＊花とコラボしたセルフカバー楽曲『あ～よかった(pal*system mix)』の制作やコラボCM、Youtube配信を行うなど、クライアント様の多種多様なプロモーション動画のニーズに合わせてご対応が可能です。
相談は無料で受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひ一度Birdmanにご相談ください。
Birdmanのプロジェクト事例やクリエイターインタビューなど、紹介します。
