国内と海外の面白いキャンペーン事例をご紹介!成功するポイントも解説!

キャンペーンにはどのような種類がある?

キャンペーンは、企業が商品やサービスの売上促進やブランドの知名度向上を図るために、広告メディア、Web広告、SNS、チラシ、ポスターなどさまざまなメディアやツールを活用して実施します。

キャンペーンには、大きく分けて「割引型キャンペーン」「応募型キャンペーン」「体験型キャンペーン」の3つの種類があります。

こちらの3つのキャンペーンについて、詳しく解説していきます。

割引キャンペーン

割引キャンペーンとは、期間限定で商品やサービスを値引きした価格で販売・提供することで購買を促すキャンペーンです。

代表的な割引キャンペーンは、定期的なセールやイベントセールがあります。
割引率やセール期間を明確にプロモーションすることで、顧客の関心を惹き付けられます。

応募型キャンペーン

応募型キャンペーンは、プレゼントや特典、コンテストなどに応募して、顧客の購買意欲を高めるキャンペーンです。

プレゼントや特典では、商品の購入や応募などの条件を満たした顧客にプレゼントや特典を提供します。

プレゼントや特典でしか手に入れられない無料サンプルや限定グッズ、または他では手に入らない特別な体験などが挙げられます。

また、コンテストでは、商品を購入して応募することで賞品を獲得できるコンテストや、応募者全員に特典を提供するキャンペーンがあります。

コンテストを行うことで、プレゼントや特典では味わえない、競争心や期待感を参加者に感じてもらい、ブランドへの興味を高めることができます。

体験型キャンペーン

体験型キャンペーンは、商品やサービスを無料で試せる機会を提供することで、顧客に直接体験してもらい、購買へつなげるキャンペーンです。

無料試用期間やデモイベントを通じて、商品やサービスの魅力を実際に感じてもらい、購買意欲を喚起します。

自社にあったキャンペーンを選択する方法を解説!

キャンペーンを行うには、自社の商品や現状の課題、目的にあったキャンペーンを実施しなければなりません。

そこで、自社にあったキャンペーンを選択する方法を解説していきます。

新規顧客を獲得したい

新規顧客を獲得したい場合は、割引やプレゼント、リファラル(紹介)キャンペーンがおすすめです。

割引やプレゼントキャンペーンでは、価格面で悩みを抱える顧客に対して効果的で、購入のハードルを下げたり、無料体験をきっかけに購買意欲を高めることが可能です。

リファラル(紹介)キャンペーンでは、既存の顧客の紹介を通して、新規顧客を獲得できます。

顧客同士の関係性が深いほど、新規顧客の購入ハードルは下がりやすくなり、初回の接点を持つことができるでしょう。

リピート顧客を増やしたい

リピート顧客を増やしたい場合は、クーポンや割引コード、リテンションキャンペーンがおすすめです。

クーポンや割引コードは、再度購入してもらうことを価格面で訴求できるため、売上アップを期待できます。

次にリテンションキャンペーンでは、会員や誕生日などの顧客情報からキャンペーンを実施します。

リピート顧客を増やすには、長期的な関係構築を築くことをゴールに設定することで、顧客離れを防ぐために効果的な手法になります。

ブランド認知度を高めたい

ブランド認知度を高めたい場合は、イベントやコンテストキャンペーンがおすすめです。

イベントキャンペーンは、顧客との直接的な接点を持つことで、ブランドの認知度を向上させられます。

店舗やオンライン上で様々なイベントを開催し、顧客が商品やサービスを体験し、直接質問や疑問を解決することができます。

また、コンテストキャンペーンでは、企業は写真コンテストやクリエイティブコンテストなどのイベントを通じて、顧客とのコミュニケーションを深めます。

参加者は自らの才能を発揮し、賞品を獲得することで満足感を得られ、さらにブランドのファンが増加し、口コミでの広がりを生み出すことができます。

国内の面白いキャンペーン事例を2つ紹介!

日本国内では、様々な面白いキャンペーンが行われています。
そこで、国内の国内の面白いキャンペーン事例を2つご紹介します。

パルシステム×花*花 “あ~よかった”キャンペーン

パルシステム生活協同組合連合会は、花*花『あ~よかった』とコラボしてキャンペーンを実施しました。

コロナ禍で落ち着きつつある宅配需要の中、パルシステムの良さや特徴を広く伝えることで、食材宅配サービスや生協の利用を検討してもらうきっかけをつくることを目的としたキャンペーンです。

このキャンペーンでは、単なる利便性だけでなく、パルシステムの理念や温かい世界観を伝えるコミュニケーションを目指しました。

ターゲットである乳幼児を持つ親世代の懐かしさと共感を呼び起こしながら、パルシステムならではの家族の温かみが感じられるコンテンツを制作し、このキャンペーンやコラボセットを通じて、認知拡大や新規利用者の獲得に繋がっています。

パルシステム生活協同組合連合会のキャンペーンの事例はこちら>>

Hulu “あなた時間にハマる。”キャンペーン

HJホールディングス株式会社は、「Hulu “あなた時間にハマる。”キャンペーン」を実施しました。

このキャンペーンでは、Huluの機能とコンテンツの認知拡大と理解促進を目的に、OOH(屋外広告)と動画広告を活用します。

「あなた時間にハマる。」をキーワードに、日常の様々なシーンでHuluを利用することでより豊かな時間を過ごせること訴求しました。

具体的には、Huluの機能とコンテンツがユーザーの生活の一部となっている様子を描いたムービーを制作しています。

渋谷の屋外広告や交通広告を通じて、著名人宛ての「お手紙」形式でその人の特徴に合わせたHuluの機能をアピールすることで、広告を見た人がHuluを楽しめるという気づきを与えました。

HJホールディングス株式会社のキャンペーンの事例はこちら>>

SNS別!面白いキャンペーン事例を紹介!

続いて、SNS別に「X(旧Twitter)」「Instagram」「TikTok」の面白いキャンペーン事例をご紹介します。

X(旧Twitter)「Starbucks」

Starbucksでは、X(旧Twitter)を活用したハッシュタグキャンペーンを実施しました。

「#StarbucksBecolorfulCupArt」というハッシュタグをつけて、Starbucksの白いカップにオリジナルのデザインを施し、投稿するといったキャンペーンです。

様々なオシャレで色とりどりにデザインされたカップの投稿は、ユーザーの目につきやすく、マーケティング効果も高いといえるでしょう。

誰でも参加しやすいキャンペーン内容である事にも関わらず、プロに負けない質の高いデザインも含まれているなど、多くのユーザーから認知を得ました。

Instagram「富士サファリパーク」

富士サファリパークでは、来場者の方が参加できる「世界初のInstagramインスタントウィン」を実施しました。

こちらのInstagramキャンペーンは、「#富士サファリパーク」のハッシュタグをつけて投稿すると、キャンペーンサイト内のスロットゲームに参加できるという内容です。

当たりが出た場合は、園内で楽しむことができるシールや尻尾のおもちゃなどを入手でき、来場者の満足度を高めています。

TikTok「ローソン」

ローソンでは、新商品「チーズミルクティ-」の発売に合わせてTikTokキャンペーンを実施しました。

こちらのTikTokキャンペーンは、ローソンの公式TikTokアカウントをフォローし、対象の投稿に「コメント」するだけで、10,000円分をもらえるといった内容です。

プレゼントを上手く活用し、新商品のプロモーションにも大きく寄与しています。

海外の面白いキャンペーン事例を2つ紹介!

国内だけではなく、海外でも面白いキャンペーンが行われています。
ここでは、海外の面白いキャンペーン事例をご紹介します。

バーガーキング「Real Meal」

バーガーキングは「リアル・ミールズ」というマクドナルドのハッピーセットに似たセットを販売したキャンペーンを実施しました。

こちらのキャンペーンは、アメリカのメンタルヘルス啓蒙団体「Mental Health Awareness」とコラボレーションしたキャンペーンで、5月の「メンタルヘルスを知る月間」に合わせて実施されました。

「ありのままの自分でいいんだよ」というメッセージが込められたキャンペーン用に制作したCMを公開したことで話題になりました。

ハーヴェイ・ニコルズ「Sorry, I Spent It On Myself.」

ハーヴェイ・ニコルズの「Sorry, I Spent It On Myself.」は、クリスマスに実施されたキャンペーンで、その年の「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、4部門でグランプリを獲りました。

こちらのキャンペーンは、「自分のためにお金を使う」といったコンセプトが設定されています。
通常、クリスマスプレゼントなどで出費が重なる時期になりますが、「自分のためにお金を使ったためこんなプレゼントしか買えなかった」といった安価なプレゼントを販売しました。

競合がひしめくクリスマス商戦に勝つことができ、認知拡大から売上獲得まで大きな影響を及ぼしました。

他社と差別化するために!面白いキャンペーンの企画に共通するポイント!

他社と差別化するためには、どのようなキャンペーンを実施すればいいのでしょうか。
これまでお伝えした面白いキャンペーン事例から共通するポイントを解説します。

他社と差別化するために特に重要なポイントは「タイミング」です。
このタイミングには、時期や場面という意味が込められています。

例えば、「富士サファリパーク」や「ローソン」では、来場や新商品を発売したタイミングになります。

また、海外の面白いキャンペーン事例の「バーガーキング」と「ハーヴェイ・ニコルズ」は、「5月のメンタルヘルス月間」と「12月のクリスマス」といった時期が共通しています。

この事例から、いつキャンペーンを実施するのかが非常に重要なポイントになるでしょう。

キャンペーンはいつでも実施すればいいというわけではなく、計画的に最適なタイミングで実施することが必要になります。

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他社との差別化にもつながり、話題性を持つことも出来る面白いキャンペーンですが、キャンペーンのコンテンツ作りや実施するタイミングについて頭を悩ます方も多いのではないでしょうか。

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