取締役 CCO クリエイティブディレクター布施が考えるBirdmanの魅力とは。

<布施 優樹>
取締役 CCO / Integrated Communication Design 本部長 / Creative Director
電通Y&R在籍中に獲得したカンヌ、Spikes Asia 2つのグランプリをはじめ、国内外で多数の受賞歴を持つ。2014年「Campaign誌 Creative of the Year(Japan/Korea)」受賞、2015年「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」ノミネート。2016年11月、大型資金調達で話題になっていたスタートアップ、GROOVE Xに単独自主プレゼンを敢行し、翌年同社に参画。同社の家族型ロボット「LOVOT」のブランドパーパス、CI/VI、マーケティング、異業種コラボレーションなどを担い、LOVOTの出荷を見届けて退社。2020年にBirdman(旧社名エードット)に入社し、2021年9月より現職。

布施さんのプロフィール、現在に至るまでを教えてください。

電通Y&Rという電通と米国の大手広告会社Y&R社の資本が約半分入っているジョイントベンチャーの広告会社に11年間ほど在籍し、色々と鍛えていただきました。当時は、親会社である電通とも競合することがあり、電通、博報堂、ADKに次いでコンペに呼んでいただくみたいな、今のBirdmanに近しい動きでしたね。この時の経験もあって「規模も人材の数も大きな強敵にどうやって立ち向かうか?どうやって自分たちの色を出すか?」といったことを常に考えるようになりました。ただ、当時を思い出すと恥ずかしいくらいプレゼンが下手でしたし、コンペに負けることの方が多く、元同僚や先輩方にたまに会うと毎度イジられます。笑

20代の時はインタラクティブ・コミュニケーション部という当時、勃興期に入りつつあったデジタル広告・制作の部署にいて、その後は戦略PRやコミュニケーションデザインなど、広告業界、マーケティング業界での流行り物に乗っかりまくりました。デザイナーやコピーライティングといったクリエイティブの素地のない私にとってはとても貴重な経験で、この時に戦略からアウトプットまでプランニングし、ディレクションしていきたいと考えるようになり、仕事の面白さを理解したのを覚えています。

そんな感じで30代に入ってからは、提案プロセスにおける個人裁量も増えてきたこともあり、ちょっと変わったことを世に出してアワードを取りたいという欲が芽生えまして、カンヌライオンズをはじめとする賞に毎年何かしらのプロジェクトで応募し続けました。お付き合いいただいたクライアントには感謝しかありません。

2017年のカンヌでは、授賞式でステージ上に立てる条件になっている念願のゴールドを飛び越え、まさかのグランプリを獲得できたんですが、事務局から受賞連絡が届いて渡仏準備をしようとしたら、パスポートの有効期限が切れてたんですね…。なので、授賞式ステージに上がることはできず、かなりいじけましたよ。この時、クライアント側の責任者だった入澤さんも諸事情でカンヌに行けないという事象があり、今でもお付き合いさせていただいているんですが、この時のエピソードは毎回、酒の肴になります。      

だんだん話が逸れてきたので、元に戻しますね。

上記カンヌ事件の後、2017年に当時、大型資金調達で話題になっていたロボティクスベンチャー、GROOVE X入社し、「LOVOT(らぼっと)」という超ハイテクな家族型ロボットの仕事をすることになります。

考えもしなかった広告業界からロボティクスベンチャーへの越境だったんですが、当時、サイモン・シネック氏が提唱していた「ゴールデンサークル」にものすごく影響を受けてて、それを広告代理店の立場じゃなく、事業会社の立場で手がけてみたいと思っていたんですよね。そこにGROOVE X社のファウンダーであり、社長の林要さんにお会いする機会に恵まれて色々と話をしたところ、開発思想がとてもユニークだったの。”何のため”に事業を興しているのか?が伝わってきた。それで、最終的にそれに乗っかってみよう、と。

多額の資金調達をして何らかのロボットを開発していることくらいしか分かっていなくて、ベンチャー界隈ではかなり謎に包まれていた存在だったんですが、そこではブランドストーリー開発やマーケティングのほか、SXSWのような海外ビジネスカンファレンスへの出展、はたまた投資家への資金調達プレゼンにまで関わることができ、代理店の立場じゃできない仕事を多数やらせていただきました。

中でも、超優秀なエンジニアの手で試行錯誤を繰り返しながら、本物の「0→1」のプロダクトが創り上げられていく様を、自分ごととして見続けられたのは貴重な経験です。自分はエンジニアじゃないけれど、「本物のものづくり」を体感できたし、広告業界から「越境」しなきゃ、見れない景色でした。感謝しかないです。

Birdmanに入社した経緯をお聞かせください。

LOVOTが上市されてしばらく経ったある日、ある人から電話があって、「エードットという会社はご存知ですか?」と言われたんですが、正直全然知らなかったんですよね(笑)とはいえ、広告代理店では味わえないかなり貴重な経験を積めたことで、その経験を違うところで生かしてみたい、いろんな企業に提案したい、という欲求が芽生えていたころでした。なのでこの電話をキッカケにもう一度、コミュニケーション業界に戻ろうかな〜なんて思っていた矢先、電通Y&R時代によく一緒に仕事をしていた旧BIRDMANが、エードットグループにジョインしたというニュースを聞いたんです。今度は自分から連絡をとって詳しい話を聞きにいったのを覚えています。

入社の決め手は、創業わずか7年で株式上場を果たした「勢い」と「ベンチャーマインド」を感じられたこと。そして、エージェンシーの中にデジタルやテックに長けた開発チームがいるのがとても可能性に満ちているな!と思い、入社させてもらうことになりました。

あと、渋谷の松濤の良い所にオフィスを構えている点も重要です。

縦割りではなく、一気通貫。それがBirdmanの強み

総合広告代理店とBirdmanで働くクリエイティブディレクター(CD)違いについて教えてください。

極論で分かりやすい例で話しますが、Birdmanは、戦略パートはストラテジックプランナー、企画・制作フェーズになるとCD、プランナー、アートディレクターに仕事が回ってくる。といった縦割りで分かれておりません。社内には各領域で経験豊富なスペシャリストがいますが、それぞれ得意領域を深堀りながら、「逆T字型」でクライアントの課題解決のために必要なことを提案します。そのため、アートディレクターがマーケティングの知見を積めることがありますし、ストプラ出身の人が立案した戦略をベースに、動画企画まで手がけることも多々あります。

CDは、それら全体を俯瞰してロジカルに、時に誰も考えてないクレイジーなアイディアを出したり、メンバーのアイディアを引き出す役割ですね。また、戦略立案の時点でCDが深くコミットしているため、一気通貫でプロジェクトに関わることが多く、必然的にクライアントと密接にコミュニケーションしていきます。

人を楽しませたり、人と話すことが好きな人には打ってつけかと思います。また、お相手は上場企業のCMOだったり、有力スタートアップの創業社長だったりするのでとても刺激的です。          もちろん、専門領域外のこともやることがあるので、時に勉強したり、人に聞いたりすることもありますが、超絶に成長スピードが早いと思います。

Birdmanの強みはどこにありますか。

やはり、メディア(広告枠)にとらわれない、課題解決のための自由な発想をクリエイティブメンバーが心がけている、あるいは定着していることでしょうか。お声がけいただくクライアントからも、その点に期待していただくケースがとても多いです。

あとは、スピード感。前述したように、縦割りのバケツリレーではなくチーム全体でグルグルと遠心力を増しながら推進していく感じです。最後は、デジタルクリエイティブやテクノロジーに長けた人、そしてそれらの仕事を進行できるメンバーがいるということでしょうか。

最近ではどのような案件が増えていますか。

ありがたいことに、BtoC系のナショナルクライアントからご相談いただくケースが増えています。
創業以来10年超培ってきたデジタルコミュニケーションや販促プロモーションの領域のほかに、前身のエードット含め「Birdman」にもイメージにはないと思いますが、TVCMや新聞広告といったクラシックな媒体を提案することも多いです。

また、コロナ前後でガラッと社会や生活が変わったことで、ステークホルダーに向けた佇まいをアップデートしようと、コーポレートアイデンティティ(CI)を刷新したい。といった案件が増えていますね。

さらに最近は、資金調達や業界の中で抜きんでるためにブランディングの重要性に気づいているベンチャー経営者は確実に増えてきていると思います。
特にベンチャー企業では経営者の「想い」は強いものの、その言語化や視覚化に悩んでいる経営者の方が圧倒的に多く、ステークホルダーを惹きつけるにはどうしたら良いか?とか、良い人材の採用につなげるにはどうしたらいいか?といった、悩みがあってお声掛けいただくことが多くなってきました。

型にはまるのではなく、越境したい人へ!

最後に求職者の方へ一言お願いいたします!

「さわれるライブ®︎ 5D LIVE®︎」では、次世代型のバーチャルライブを発表し、その第1弾出演アーティストとして大人気アーティストの優里さんをお迎えし、来る12月のクリスマス前にライブを自主興行します。

https://5dlive.birdman.tokyo/yuuri/

このように、自らクリエイティブとエンタメ領域が交わる領域で、事業者としての顔も持ってきていて、新規事業発案やその事業ブランディング、マーケティングまでカバーするなどいわゆる広告代理店や制作会社とは違ったキャリアが待っています。

そして、祖業であり中心事業であるクライアントのマーケティング支援、ブランディング事業では、大手企業から有力ベンチャーまで多岐にわたる課題をご自身のクリエイティビティで解決していく。

この両面を持ち合わせた企業は、なかなか見当たらないんじゃないか。と考えております。

今いる環境だと、なんとなくこの先の職種や肩書きが見えてしまうな〜と将来を考え始めている方や、似たような仕事ばかりやっていて発想の”型”が決まってしまうな〜と考えている方、あとは、「何でもやってみたい!」っていう方には、とても魅力的な環境かと思います。

ぜひ、ご応募お待ちしております。

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