DXを内製化する必要性とは?成功させるためのステップやポイントを解説!

近年、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の内製化が注目されており、実際にDXは企業や組織の成長にとって必要不可欠になっています。時代の流れが早く、企業のビジネスモデルの変革が余儀なくされている現状で、DXの内製化は重要な役割を果たしています。ヘアカラーで有名なホーユーのDX事例の紹介やDX内製化を成功させるポイントを解説します。

DXを内製化するとはどういうこと?内製化した場合とそうでない場合の違いを比較!

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、AIやIoT、ビッグデータなどのデジタル技術を活用して、従来のビジネスモデルからの変革、新たな製品・サービスを創出することを意味します。

例えば、AIを活用したアプリケーションの開発、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した社内業務の効率化、ビッグデータを用いた市場環境の分析などのシステムを変えることがDXにあたります。

そして、DXにおけるシステムの内製化とは、これらのデジタル技術を活用した製品・サービスの開発や社内業務の改革などの施策を外注せずに、社内リソースのみで行うことです。

IPA(情報処理推進機構)が毎年公開している『IT人材白書』によると、DXに取り組んでいるいる企業のうち「60~70%」が、企画・設計などの上流やプログラミング工程を含めた全体の内製化を進めていると回答しています。(出典:IPA社会基盤センター『IT人材白書2020』)

内製化した場合とそうでない場合の違いは、大きく予算と時間の2つを軸に考えられます。

DXを内製化した場合、社内リソースを活用するため、外注費などはかかりません

しかし、専門性の高い人材がDX推進に取り組むため、これまで専門性の高い人材が担当していた業務を他の人材が担当することになったり、兼任の場合はDX推進に時間がかかるなど、社内体制に影響がでます。

DXを内製化しない場合、外部に依頼するためその分コストが上乗せされます。しかし、社内リソースを活用していないため、これまでの業務が逼迫することはなく、内製化よりも早くDXの取り組みを進められる可能性が高いです。

DXを内製化する必要性とは?メリット・デメリットを解説!

昨今、DXの内製化が注目されています。日本国内に限らず、世界各国で時代の流れが早く、企業のビジネスモデルの変革は余儀なくされています。

外注でDXを進めることは複雑な要件や複合的なシステムの横断、変化への素早い対応が難しく、企業経営の存続に大きな影響を及ぼします。

反対にDXの内製化では、移り変わりの早い時代に対応でき、ITツールやシステム、マーケティングなど様々な関連する要件などを取りまとめることができます。そのため、DXは内製化する必要があります。

DXを内製化するメリットは、「時代に合わせた開発や開発スピードの向上」「システムのブラックボックス化を防げる」「ナレッジやノウハウは社内に蓄積される」ことなどが挙げられます。

しかし、DXを内製化するデメリットもあります。それは「DXを推進できる人材の確保が難しい」「社内体制の構築に時間や予算などのコストがかかる」「社内人材の教育に時間がかかる」ことなどが想定されます。

DXを内製化するためにすべきこととは?ファーストステップから徹底解説!

DXの内製化は、「準備」「着手」「定着」の大きく3ステップの段階を経て実現します。

「準備」の段階では、DXの内製化の計画策定、人材確保、社内体制の整備を行う必要があります。

続いて「着手」ですが、準備はできてもいつまでも実行できなければ意味がありません。準備をしっかりと済ませておき、スムーズにDXの内製化を進めることがポイントです。

最後は「定着」です。DX内製化の準備を終え、着手した後には、長期的に継続することが大切です。「計画から大きく外れてしまった」「想定外の問題が起こってしまった」などはよくあることです。

臨機応変に対応できる体制を作っておき、社内での品質管理を維持するようにしましょう。

あなたの企業は内製化すべき?実際に内製化している企業とともに解説!

実際に内製化している企業の事例をもとに、あなたの企業が内製化すべきか判断できます。

例えば、星野リゾートのDXの内製化の事例です。星野リゾートではわずか4名しか在籍していなかったチーム体制から、全従業員のIT化という目標を掲げて総勢30名以上の規模のビッグチームになりました。

星野リゾートでは当初、数名の社内担当者と外部のパートナーとで社内のIT業務を担当していました。星野リゾートには目指すべき方向性に対する強い意志がありましたが、その想いを外注先に伝え、柔軟で素早い開発体制を作ることは難しいと実感しました。

そこで、多様化するユーザー属性や世の中の進化するスピードに順応するため、DXの内製化を進めることになりました。

「まずは最小限のコストで実施したい」「社会のビジネスモデルの変化に柔軟かつスピード感を持って進めたい」「自社の強い意思や要望をうまく反映させたい」場合は、DXを内製化すべきであると判断できます。

次に、ヘアカラーのホーユーのDX化の事例も紹介します。

サロンでのヘアカラーは、カラー剤の調合がスタイリストの経験によって行われるため、属人的になってしまうという課題がありました。

そこで、Birdmanではお客様の髪の状態と、希望の色を入力するだけで、適切な調合量(レシピ)が算出されるアプリの開発を提案し、スタイリストが扱うだけでなく、お客様と一緒にタブレットを見ながらカラー選びができるUXを開発しました。

カラーリングを簡単にするだけでなく、お客様とのコミュニケーションにも寄与するツールを発案することで、DXの内製化を成功させました。

DXの内製化を成功させるポイントとは?内製化の障壁を乗り越える方法も紹介!

DXの内製化を成功させるポイントは、以下の3つです。

  • 経営層から社員までがDXに対して理解がある
  • 開発をスムーズに進められる体制を整える
  • DXの内製化に関わる人材を育成する

それでは、一つずつ解説していきたいと思います。

経営層から社員までがDXに対して理解がある

DXの内製化を行うためには、経営層をはじめとする社員全体のDXに対する理解が必要になります。社内での協力なしには、DXの内製化を進めることができません。

様々な決定には経営層の判断が必要となり、DXを内製化することで社内にどのような影響を及ぼすのかなど社員が理解していることがポイントです。

開発をスムーズに進められる体制を整える

組織や人材編成、適切なシステム開発の体制を整えることで、開発をスムーズに進めることができ、業務を効率化できます。

業務を効率化できれば、早くDXを進めることができ、企業全体の運用にも大きな影響を及ぼします。

DXの内製化に関わる人材を育成する

DXの内製化に関わる人材を育成することで、さらにDXの内製化の質を高めることができます。また、IT知識を持っていることで、新たなDXのアイデアや社内編成、人材配置の変更に幅ができます。

そして、内製化の障壁を乗り越えるには「社内での協力」が必要不可欠です。DXの内製化には、大きなトラブルや課題はつきものです。その内製化の障壁を乗り越えるためには、社内での運用をスムーズに進める協力や同じ方向を向いた意識が重要になります。

DXの内製化は専門家のサポートが効果的!

DXの内製化を行うためには、始めは社内リソースのみで実行に移すことは難しいケースが多いです。なぜならば、社内でのDXスキルやマインドを持った人材を育てるためには時間がかかり、自社だけで専門スキルを有した人材を採用することも難しいためです。

そこで、DXの内製化を進めるための「専門家サポート」が効果的です。

株式会社Birdmanでは、ビジネス×デジタルで事業変革を実現するDX伴走支援型サービスをワンストップで提供しています。

戦略的な課題解決設計とデジタルテクノロジーによる実行力、業界第一線で活躍してきたトップクリエイターが率いるチーム編成により、事業の課題解決から市場拡大・事業成長までを見据えたソリューションを提供します。

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