ビジネスチャンスが広がる?メタバースマーケティングの活用事例をご紹介!

ゲームやビジネスに活用されるメタバースで何ができる?メタバースの市場価値や将来像とは

テレビやSNSなどのメディアでは「メタバース」という言葉をよく耳にするようになりました。メタバースとは、インターネット上の仮想空間のことを指します。メタバース上では、自身の分身であるアバターを通じて他のユーザーとの交流が可能です。

メタバースの例として、世界的にも人気のゲーム「あつまれ どうぶつの森」「フォートナイト」「マインクラフト」などがあげられます。さらにメタバースはゲームだけでなく、ビジネス活用も進んでいます。仮想オフィスやバーチャル展示会だけでなく、現実世界の情報を仮想空間に再現しシミュレーションを行ったりなど、実に幅広い業界で活用されているのです。

また、矢野経済研究所が発表した調査結果によると、2022年度における国内のメタバース市場規模は1,825億円まで成長すると予測しており、2026年度には市場規模が1兆円を超えるとしています。市場の拡大が進むメタバースは、今後もあらゆる業界に変革をもたらす可能性を秘めているのです。

ここでは、メタバースを活用したビジネスモデルとして以下の2パターンを解説します。

  • プラットフォームを自社で開発し、サービスの使用料で利益を生み出す。

  • プラットフォーム上で商品の販売や宣伝などを行い売上げに繋げる。

プラットフォーム使用料で収益を得る:「Horizon World」

プラットフォーム使用料で収益を得るビジネスモデルとして、Meta社の「Horizon World」をご紹介します。Horizon Worldはメタバースプラットフォームの一つです。ユーザーは、Meta Questストアと呼ばれるバーチャルストアでアイテムを販売できます。

Horizon Worldsにおける手数料の内訳はMeta Questストアの販売手数料30%、さらにその利上げ残高の25%をプラットフォーム使用料として徴収となっております。

Horizon Worldのようにメタバースのプラットフォームを通じて、サービスを提供する企業とユーザーが収益を生み出すビジネスモデルがあります。

メタバース上での商品の販売:BEAMS「バーチャル店舗」

プラットフォーム上で商品の販売や宣伝などを行い売上げをあげるビジネスモデルの事例として、BEAMSの「バーチャル店舗」をご紹介します。

BEAMSは、2022年8月に開催された「バーチャルマーケット 2022 Summer」でバーチャル店舗を出店しました。仮想空間上でスタッフが接客をしてくれるため、ユーザーはオンライン上でもよりリアルに近い感覚でショッピングを楽しめます。バーチャル店舗を出店することで、従来のオンラインショッピングとは異なる新しい顧客体験を提供できるようになりました。

メタバースをマーケティングに取り入れることが可能?メリット・デメリットをご紹介!

近年メタバースがマーケティングに取り入れられている理由としてあげられるのは、以下の3つです。

  • 顧客に新しい体験を提供できる
  • 物理的な制約を受けない
  • 利益率の向上が期待できる

メタバース技術を利用すれば、没入感のある今までにない体験を多くのユーザーに提供できます。さらに、メタバースでのイベントは、場所や収容人数の制限がなく世界中のどこからでも集客が可能です。会場費用や運搬費用などがかからないため、より多くの人を呼び込むことができれば利益率の向上も十分に期待できるでしょう。

一方、メタバースマーケティングの課題としては以下の2つがあげられます。メタバースに馴染みがない層には広がりにくいという点と、法整備が追いついていないという課題があります。

「メタバースなどの新しいテクノロジーはよくわからない」と感じてしまう層もあり、ターゲット層とメタバースが普及している層が必ずしもマッチするとは限りません。メタバースマーケティングの課題のひとつとして、ユーザーが気軽に参加しやすい仕組み作りがあげられるでしょう。また、メタバースは、情報漏洩の可能性や違法・不適切行為の規制など法整備が追いついていない分野です。メリットだけでなく、課題やデメリットなども理解した上でマーケティング戦略を考える必要があるといえます。

このように課題もあるメタバースマーケティングですが、今後のメタバース市場の拡大とともに、メタバースマーケティングの需要も増していくと予測できます。

通常のマーケティングと何が違う?マーケティングにメタバースを取り入れた際の優位性とは

では、通常のマーケティングとメタバースマーケティングは何が違うのでしょうか。

「リアルマーケティング」「デジタルマーケティング」「メタバースマーケティング」の3つを比較しながら解説します。

街頭サンプリングや集客イベントなどを行うリアルマーケティングでは、顧客に直接アプローチできることが強みです。しかし、時間や場所に制限があるため、接触できる顧客の数が限られます。デジタルマーケティングの特徴は、時間や場所の制限なく多くのユーザーにアプローチできることです。動画や画像などさまざまなコンテンツを発信できますが、顧客が直接商品を触ったりサービスを体験したりすることはできません。

リアルマーケティングとデジタルマーケティングの良いとこ取りができるのがメタバースマーケティングです。たとえば、バーチャル店舗では、顧客が店舗スタッフに接客を受けながら商品を選べたり、アバターに着せ替えながらコーディネートをチェックできたりします。さらに、誰でもどこからでもオンラインで参加できます。

また、メタバースだからできる非現実的な体験を提供できることも魅力です。顧客は、空を飛んだり世界を旅行したりなど、非日常の体験をまるで現実に体験しているような感覚を得られます。革新的なコンテンツを利用することで、今までとは異なった方法で顧客にアプローチできるでしょう。

マーケティングにメタバースを取り入れたいマーケター必見!成功のために行うべきこと・注意点を解説!

メタバースマーケティングを行う際は「ターゲット選定」「コンテンツ制作」の2つのポイントに注意しましょう。

ターゲット選定では「メタバースユーザー層」と「狙いたいターゲット層」がマッチしているかどうかを確認し、慎重にターゲットを選んでください。

次にコンテンツ制作では「ユーザーにどんな体験をしてもらいたいか」「メタバース上だからできることとはどんなものか」「どうしたら気軽に参加してもらえるか」などを考えながら企画します。

コンテンツの内容に合わせて最適なプラットフォームを選ぶことも大切です。

メタバースマーケティングの活用事例をご紹介!

メタバースマーケティングのプラットフォームとして、Birdmanの「さわれるライブ® 5D LIVE®」を紹介します。3Dのライブ映像をさわって楽しめることが「5D LIVE®︎」の特徴です。

5D LIVE®︎で可能なこと
  • さわって自由に観る:見る角度を変えたりフォーカスしたりできる
  • さわって自在に遊ぶ:タッチすると花火があがるなどのエフェクトを楽しめる
  • さわって空間を超える:ARやVRで没入感を味わえる
  • さわって参加を楽しむ:ゲームや乾杯などインタラクティブな体験ができる
  • さわってその場で買う:アーティストの衣装をリアルタイムで購入できる

PRイベント、ライブコマース、3D CG演出のライブイベントなど、幅広いシーンで5D LIVE®︎をご活用いただけます。

Birdmanのプラットフォームは「メタバースでマーケティングをしたい」「マーケティングをメタバースを用いたい」という方に最適です。

実現したいサービスをしっかりヒアリングしながらソリューションを提供いたします。メタバースマーケティングを検討されている方は、ぜひBirdmanにご相談ください。

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